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アーティストスポットライト: Angelyn Labadan

Updated: Aug 21, 2020

翻訳者: 高橋英江・笑子


1. 自己紹介お願いします。


こんにちは、ラバダン・アンジェリンです。周りの人たちからはアンジーと呼ばれています。北マリアナ諸島のサイパン出身です。テンプル大学ジャパンキャンパスに勉強するために2016年の秋に日本に引越しました。美術とコミュニケーションメディアのダブルメジャーと日本語のマイナーとして今年の春に卒業しました。2019年の夏学期から2020年の春学期まで正式にアップライジンの編集長でした。


2. どのような作品を制作していますか?


TUJに来てから様々な媒体を探索し、それらで制作活動をしてきましたが、私の主な媒体は物語とイラストレーション・ペインティングを混ぜ合わせたものになりました。幼いころから、物語を読んだり、書いたりするのが大好きで、アートを学ぶ事で私はペインティング、マンガやアニメーションを通じ物語をさらに描けるようになりました。



ビーナスの手紙 (2017)

アーティストブック


最近、さらにこの物語の質を押し上げるため、ビジュアルノベルゲームのプログラミングを習得しました。まとめると、私の作品は広範囲にわっていて、かつ一つの大きな作品としてまとまっています。


3. ものをつくるようになったきっかけは?


小さい頃から物語と絵を描くことがが大好きでした。


私が見てたアニメ、読んでいた本や遊んでいたいくつかのゲームのすべてからできてるんだと思います。


しかし、サイパンにはクリエイティブなコミュニティーや芸術の教育が全く整っていなかったので、TUJに来るまでは本やYouTube、DeviantArtなどを使ってほとんど独学で絵を描くことを学び、芸術また美術について全く知りませんでしたが、この何もない状態が私に様々な媒体へと切り開かせ、私が本当に大好きなものへと突き進めてくれました。



La Stella (2020)

水彩画



4. あなたのアートのテーマはなんですか?


私の作品は主に1-物語、2-キャラクター、3-天文学やタロット占い、星空や、真夏の海岸など私が好きなその他のものを軸にしています。


5. どのように制作していますか?

私の頭の中で飛び回っている溢れるほどの量のアイディアを常に持っています。


さらに新たなアイディアが浮かんで私の頭の中を埋めつくしてほかのアイディアをその瞬間に押し出してしまうので、スケッチブックにこれらのアイディアをいつも書き留めておかなければなりません。なので、アイディアをメモしておくことは非常に役立っています。


このことは私が一つのことに焦点を当てているのではなく、たくさんのプロジェクトを行ったり来たりしていることに繋がっていますが、時々ただ一つのプロジェクトに取り組むということが少し退屈だと思います。私はこのクリエイティブなエネルギーの流動性を様々なアイディアとプロジェクトで保っていたいんだと思います。

七夕 (2019)

水彩画



6. あなたに長年影響を与えているものはありますか?


イラストレーターの韩青(又はシニー)さんやアニメーターのマイク・イネルさんです。シニーとマイクの作品は私が初めてDeviantArtで目にした“アート作品”でした(サイパンには美術館が無かったので)、そして、今でもスランプに陥った時には彼らのアートを見つめて直してる自分がいます。


7. あなたの作品から鑑賞者にどのような影響を与えたいですか?


最初、私が見てきたアート、私が読んできた本が私にしてくれた一つのこと、それは、それらが私を幸せで満たしてたので、私も同じことをしたかったので、私の芸術で人々を幸せにしたいと思いました。同様に、私の作品を展示し、それが何らかの形で人々を幸せにするだろうと信じたかったのです。しかし、時間の経過とともに、私のアーティストとしてのゴールは人々を幸せにすることよりも人々に私の作品を体験してもらい、そこから何かを得ること、それはインスピレーション、モチベーションや創造への感謝の気持ちといった何かです。


先程も述べたように、私は人々が後にさらに深読みできるような何か考え、体験できる物語を伝える包括的な作品を作りたいです。


私は鑑賞する人の私の作品に対しての経験の種類を定義することはありませんが(例えば「幸せ」など)、私の作品が創作への真価を理解する空間を作り出し、その鑑賞していた人への作るという同じことをするためのインスピレーションやモチベーションに繋がると信じています。


8. アーティストにとっての成功とは、何んだと思いますか?


成功という言葉はキャリアのゴールや実績といったことについてより考えさせます、もちろん、私も「成功」したいです。しかし、アーティストとしての成功を考えると、それは作り、ス来るということへの情熱を持ち続け、さらに、それによって他者にいい刺激を与え続けられることだと思います。


9. 将来のプランはありますか?


理想としては、クリエイティブな分野で働きたいです、それはイラストレーションだったり、キャラクターデザイン、コンセプトアートや絵コンテといったほかの舞台裏での制作です。


仮にもし私がクリエイティブな分野で働くことがかなわなかったとしても、特に映像やアニメ―ションを学び続けるかクリエイティブな文章や出版物に関わる何かをし続けたいです。


個人的には、もし創作や私が今してることをし続けられ、ついでにとても素敵な私だけのアートスタジオがあったら、なんていいだろうと思いますね。(笑)



10. あなたの最近のお気に入りの作品について語り合いましょう!


➀アンジェイズム ➁Re:ハッピーTUJ日記


これら2つは物語と鑑賞者に体験の提供という私が成し遂げようとしていることの代表格だと感じるのでその二つを選びました。


アンジェイズムは私の2020年の春学期の学際ワーク作られたショップクラスの卒業制作作品としてビジュアルノベルゲームです。私が4番目の質問で述べたいくつかのことに基づいて作られたもので、私にとって大きな制作プロジェクトになりました。


ファンタジーサイファイ的物語を書きキャラクター像を作り、デザインし、ゲームをプログラミングしました。最終的に、それは世界観を作り、人々にその世界に入ってもらい彼らなりの方法でそれを経験してもらうというこんなにも素晴らしくもあり、苦しくもある経験でした。



現時点ではまだBETAステージですが、それを終えたら、さらに磨きをかけて公にリリースをしたいと思っています。




Re:ハッピーTUJ日記に関してですが、これは少し違います。


私の2020年の春学期の上級フォトグラフィの授業のために撮った写真を展示するためにビジュアルノベルゲームという手法を選びました。


写真は学校での生活の記録でしたが、新型コロナウイルスの影響で学校が閉鎖してしまい、写真を撮り続けることが不可能となりました。なので、私はその写真を使ってプレーヤーが五年後の私としてゲームをし、写真を思い出として振り返り、その後東京で大学時代の友達と再会するという世界を作り上げることにしました。



それは理にかなうとすれば、鑑賞者にコロナ前を追憶させると同時に、少し不思議なコロナ後の世界を体験させるという気持ちが悪いくらいリアルで、でもどこか懐かしく、個人的な物語です。


何はともあれ、将来皆さんと共有できるような物語、アニメーションやゲームをもっと作っていきたいです。


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ラバダン・アンジェリンさん、インタビューさせていただきありがとうございます!


アーティストスポットライトは、TUJの学生またはローカルクリエイティブを宣伝することを期待するシリーズです。 色々なアーティストについての記事を書いていますので、ぜひフォローしてください。


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